YUMEのコーディネートにより、松陰高等学校の生徒8名が北海道・大樹町「Memu Open Research Campus」の鹿教育研究プログラムに参加
~東京大学生産技術研究所 Memu Earth Labと連携するMemu Open Research Campusが主催、三菱みらい育成財団の支援により交通費等の負担なく実現。早朝から解体・きのこ狩りなど、鹿を中心とした唯一無二の自然体験に生徒たちが挑戦~
YUME(一般社団法人YUMEおよび株式会社yumE、以下「YUME」)は、東京大学生産技術研究所 Memu Earth Labが関わる北海道・大樹町の研究施設「Memu Open Research Campus」が主催する高校生向け鹿の教育研究プログラムに、広域通信制高校の松陰高等学校(運営:学校法人至誠義塾)の生徒への声がけや同施設との調整を担い、2026年8月21日から28日にかけて、川崎校・町田校・尼崎校など複数キャンパスの生徒8名の参加を実現しました。
本プログラムは公益財団法人三菱みらい育成財団の支援を受けており、生徒たちは交通費等の負担なく、1週間にわたり北海道の大自然の中で「鹿」を軸にした学びに取り組みました。

森の中でのきのこ狩り。地元講師の案内で、鹿を取り巻く森林環境についても学んだ
東京大学が関わる研究施設で、鹿と森の「循環」を学ぶ1週間
「Memu Open Research Campus」は北海道広尾郡大樹町に位置し、東京大学生産技術研究所 Memu Earth Labと連携しながら、地域に根差した実験的な研究・教育の場づくりに取り組む施設です。同施設内の鹿教育研究所が主催する本プログラムは高校生を対象とした3年間の継続プログラムで、鹿そのものだけでなく、鹿を取り巻く自然環境、人と鹿の関係、鹿の活かし方までを、アート・食・理学・工学・文化比較など多様な視点から探究することを目的としています。YUMEは、こうした学びの現場と全国の提携校とをつなぎ、生徒たちが教室の外に出て学ぶ機会をコーディネートしています。
今回、生徒たちは早朝から一日の活動をスタートし、次のような教室では得られない体験に日々挑戦しました。
- 鹿肉・鹿の内臓の解体
- 鹿の毛皮の処理
- きのこ狩り・芋掘り
- ドローン撮影の見学
- 近隣の保全地域での活動
- 東京大学の研究者らとのキャンパスツアー・意見交換会
慣れない環境や初めての作業に戸惑う場面もありましたが、生徒たちは早朝からのプログラムに前向きに取り組み、笑顔で活動する様子が多く見られました。

鹿の皮を使ったネームプレート作りに取り組む生徒たち
生徒たちの声(アンケートより抜粋・要約)
活動期間中に実施したアンケートには、参加した松陰高等学校の生徒たちから次のような感想が寄せられました。
「鹿の解体を通して、命は余すことなく使われているのだと知った。解体してくださる猟師の方には感謝しかない」
「最初は匂いや体力面で驚いたが、だんだん慣れていき、良い経験になったと思う」
「教科書でしか見たことのなかった内臓の構造を実際に目にすることができ、面白かった」
「鹿も人間と同じように命を持っていると感じた一方で、鹿が畑を荒らしてしまう現実も知り、考えさせられた」
「自然の中で暮らした経験がなく、苦手だと思っていたものに挑戦してみたら、想像より美味しく感じられた」
「北海道の空気は澄んでいて景色がきれいで、特に夜空の星がとても心地よかった」
生きた鹿と向き合いながら、鹿の命が自然の中で形を変え、地球の循環の一部になっていく過程を実感し、人と野生動物との関わり方について仲間と議論する中で、生徒たちは教科書だけでは得られない気づきを得たようです。

鹿の内臓を観察する生徒たち。実際に手を動かしながら学びを深めた
三菱みらい育成財団の支援により、費用負担なく参加が実現
本プログラムは公益財団法人三菱みらい育成財団の助成を受けて実施されており、YUMEが生徒への声がけやMemu Open Research Campusとの調整役を担ったことで、松陰高等学校の生徒は交通費をはじめとする費用の自己負担なく、本格的な研究プログラムに参加することができました。財団公認の最先端プログラムへの参加は、進路選択や総合型選抜(AO入試)に向けた生徒自身の経験・強みにもつながるものと考えています。
YUMEは、こうした学校の外に出て学ぶ機会を、全国の提携校の生徒に向けて今後も積極的にコーディネートし、一人ひとりが興味・関心を広げ、自分の言葉で社会と向き合う力を育てる探究の場をつないでいきます。